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厳罰にすれば子供の信頼が得られるの?

Excite エキサイト : 社会ニュース

都教委が問題を起こした教師に対して、処分がばらついているのがけしからんらしい。

あほくさいとしか言いようがない。
処分がばらついて当然なのだ。
もし、一律懲戒免職なら、調査も何もせずに決められ、教育委員会が非常に楽できるからだ。

犯罪についても同じ事が言える。
殺人すれば、皆死刑になるのかと言えば、そんなことはあるまい。
動機や背景や様々な要素を鑑みて、判決を下すからだ。

何も考えずに子供の信頼を得るために厳罰にしていればいいという考えは非常に危険である。
では、もし子供が嘘をついて性的被害を受けたといった場合、何も調べずに懲戒免職なのだろうか?

罪を犯せば罰を受けるのは当然なのだが、罪の大きさがそれぞれ違うのだから、罰も違って当然なのだ。

今回の件は詳細を知らないので、比較することはできないが、一般論として、埼玉県教委の主張は法治国家の罪と罰を全く理解していない主張だ。

もっとも、懲戒免職になるべき教師は多数存在していることは否定しない。
教育委員会は問題を起こさなくとも生徒の信頼を失う要因を作る教師が多いことを忘れてはいけない。
また、問題を起こす教師がいたからと言って、全ての教師が性犯罪者だと決めつけるのもよくない。
一つ一つを細かく調べ、処遇を決めることこそ、教師と教育界全ての信頼につながるのだ。



  by kimikaki2002 | 2005-06-21 18:51 | 教育

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