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悪い教師は役に立つ。

Excite エキサイト : 社会ニュース

女王の教室というドラマがある。
残念ながら、日テレのドラマなだけに大して面白くない。

悪い教師は昔からたくさんいた。
意味もなく殴られたこともあるし、不条理な言い分で怒鳴られたこともある。
しかし、そういった教師達が役に立ったこともある。
一つは、とにかく教師の言うことには絶対服従であること。
社会に出たら、上の立場の人間には絶対服従で言いたいことがあったら、出世するしかない。
子供の場合、大人になるしかないと暗に自覚できた。
今では若い方が偉いという間違った特権意識があり、大人になったら負けだという認識になってしまった。

二つ目にストレスを与えないと子供は伸びない。
反発したくなる大人が近くにいないと若いエネルギーの行き場が無くなる。
上から押さえつけてくれるから反発する力が大きくなるのだ。
しかし、何もストレスが無いと能力は伸びない。
教師が生徒を理解しましょうというお優しいことでは学校がつまらなくなるのだ。

三つ目は建て前と本音を知ることだ。
悪い教師は概して、建前に使い方がうまい。
だから7年でも見つからなかったりするのだ。
社会に出て役に立つのは、本音と建て前の使い分けだ。
それを大人から学ぶのは子供のうちだ。
大人になってからでは遅いのだ。

4つ目は、世の中にはいい大人だけしかいないのだという勘違いをなくせる。
日本人はとかく性善説が好きなのだが、国政社会は性悪説の方が多数派だ。
汚い物をしっかり見せるのも教育だ。

まあ、なんとなくだが、いい大人の見本だけではなく厳しく不条理な大人を見せることで、早く大人になりたいと思わせることも大切だ。
これで不登校になる人間は生物としては弱い。
他の教師でも不登校の理由を見つけることができるだろうし、大半の子供はうまく切り抜けてきた訳なので、被害者にはかわいそうだが、すでに負け犬体質だったと思われる。
などというと、ちょっと言い方がきついなあ~
若干、フォローすると、厳しく子供に接することは教育の方法であるが、さじ加減が難しい。
この教師も不登校にまでしてしまったのなら、いかにフォローするかが教師としての技術であろうかと。
その点で抜かりがあったのはいなめない。

  by kimikaki2002 | 2005-08-06 08:22 | 教育

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